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宝寿苑

リハビリテーション

リハビリテーションについて

介護老人保健施設でのリハビリテーション

障害の種類や行う時期によって、リハビリテーションは様々に分類されますが、老人保健施設でのリハビリテーションは慢性的・維持期のリハビリテーションであり、在宅生活の再建を最大の目標としています。
ほとんどの方が病院などで医学的なリハビリテーションによりある程度の能力を回復されているため、老人保健施設ではその能力を維持し実際の生活の中で使えるようにすることが重要です。そのため訓練の時間だけでなく生活すべてがリハビリテーションであり、これは生活リハビリといわれています。
リハビリテーションの手順としては初回の評価として各種検査のデータを収集し、改善すべき課題を抽出します。次に改善計画を立案し実施します。その後再度データを収集して変化に応じ改善計画を変更していきます。このとき他のスタッフとの連携が大切です。
また家庭復帰を目標としているため本人、家族の要求、在宅生活での問題点を理解することや、病院、他施設、地域の社会資源との密接な連携と協調が求められます。
宝寿苑では理学療法と作業療法やレクリエーション等を行っています。理学療法は、基本的動作能力の維持や回復を図るために運動を促し、日常生活動作の改善を行います。作業療法は様々な作業を通じて日常生活の応用動作(食事動作・更衣動作・トイレ動作・移動動作など)や社会適応能力の回復を行います。平成18年4月よりパワーリハビリも実施しております。理学療法士と作業療法士が協力し、利用者様に必要なリハビリを提供させていただきます。

リハビリ週間プログラム

入所の週間プログラム デイケアの週間プログラム
コーラス
創作活動
個別訓練
レクリエーション
クラブ活動
書道
コーラス
創作活動
個別訓練
レクリエーション
クラブ活動
音楽療法(一部の方対象)
書道
パワーリハビリ
転倒予防体操
脳トレーニング

パワーリハビリ

パワーリハビリとは、要介護高齢者を、楽な姿勢で、マシントレーニングして、筋肉を強化するトレーニングです。その結果、歩行や姿勢が改善し、介護予防(転倒・骨折予防や閉じこもり防止)・介護軽減・自立支援に大きな効果をもたらします。

ヒップアブダクション

image◇トレーニング方法◇
股関節を開く動作と、閉じる動作をする。

◇主な効果◇
開く動作→中殿筋を強化し、骨盤の安定性を高め歩行時の横へのふらつきが改善される。
閉める動作→大内転筋を強化し、立ち上がり・歩行時の安定性が改善される。

ローイング

image◇トレーニング方法◇
ボートを漕ぐようにグリップを引く。

◇主な効果◇
広背筋・菱形筋・脊柱起立筋に作用し、正しい姿勢を保持するために必要な背筋群を強化して、猫背が改善される。

レッグプレス

image◇トレーニング方法◇
立ち上がる動作をする。

◇主な効果◇
大腿四頭筋・ハムストリングス・下腿三頭筋に作用し、下肢の抗重力筋群を強化することにより、座る・しゃがむ・立ち上がる・起立保持・歩行等の日常生活に必要な起立保持・歩行等の日常生活に必要な起居移動動作が改善される。

レッグエクステンション・レッグフレクション

image◇トレーニング方法◇
下肢を伸ばす動作・曲げる動作

◇主な効果◇
伸ばす動作→大腿四頭筋に作用し、膝が安定し歩幅が広くなり歩行時の安定性が改善され、階段の上り下りがスムーズになり、特に下るときの安定性が高まる。
曲げる動作→ハムストリングス等に作用し、歩行時の安定性が改善される。

その他

エイトチューブ

伸縮チューブを手で引っ張ることで、様々な部位のトレーニングができます。
(例)腕を開く運動・肘を伸ばす運動・背中の上げ下げ運動

プッシュリング

リングを押す運動で、様々な部位のトレーニングができます。
(例)脚を閉じる・脚の開脚運動・胸を閉じる運動など
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